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続「横尾の家」

年末にホームページの記事をアップしてから早くも2ヶ月が経ちました。
その間に、エポックホーム FLAGSHIP(提案型建売住宅)の「横尾の家」は大工さんの工事が、工期的に半分が終わりました。

上棟前がこんな感じでしたね。

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それがいまやこんな感じです。

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時が経つのは本当に早いですね。
あちらこちらに難しい納まりがあるのですが、大工さんを始め協力業者の皆さんが、完成に向けてコツコツと時間を積み重ねていただいています。
いつも本当にありがとうございます。

外壁下地張りが終盤を迎えています。

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ちらりと見える軒天(軒の裏側)には無垢の杉を張っています。
質感がとても良いですね。外壁下地の鼠色とも相性が良くて、この時点ですでにかっこいいです。
外壁はチャコールグレー色の吹き付け塗装で仕上げます。

玄関は木製の高断熱ドアです。
養生があるので雰囲気は分かりにくいのですが、ここも質感を出したかったので、一般的に使用されるアルミドアではなく木製ドアとしました。
表面がベンガラ色で塗装されています。
日本の伝統色ですので、和モダンな外観にとても合うと思います。

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キッチンとダイニングの前に配置した大きな掃き出し窓からの外の様子です。
工事中の現場は養生の表面色が茶色ばかりで、外には足場の現場幕もあって室内は暗くなりがちなのですが、とても日当たりがよくて明るい雰囲気になりました。
ここにフロアと同じ高さのウッドデッキが設置されます。

アウトサイドリビング的な使い方ができるような中間領域を意識してのウッドデッキの配置になっていますので、空間の広がりを演出してくれ、日常のゆとりの空間になってくれると思います。

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2階はこんな感じ。階段を上がると吹き抜けと南側の借景を取り込むピクチャーウィンドウが出迎えてくれます。

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この窓は借景を切り取るだけではなく、暖房期に太陽光を取り込む役割もありますので、高断熱住宅ならではの太陽のありがたみを感じられる窓になると思います。
また、この窓の下には1階につながる吹き抜けがあるので、家全体に明るさと暖かさをもたらしてくれます。

ちなみに、吹き抜けは「ココ」にあります。吹き抜け部分の仮設の床に光がしっかり当たっているのが分かりますね。

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ここで屋根と壁の断熱材の様子をご紹介します。
世に存在する断熱材の中でもトップクラスの断熱性能を誇るフェノールフォーム系の断熱材が壁に詰め込まれています。

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そして屋根断熱。
本来は棟木や垂木が見えるものなのですが、壁と同じ断熱材で埋められていて全く見えません。
しかも屋根の断熱材は二重張りです。
断熱材の加工がシビアで、大工さんが四苦八苦していました。
手間をかけて綺麗に加工していただいて、ありがとうございます!

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2階の窓から下屋が見えます。
下野の真ん中に通気断熱WB工法の排気口が見えます。
電気やフィルターを使わずに、自然の作用で室内の空気環境を整えてくれるWB工法の、見た目的に最も分かりやすい部分のひとつです。

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七王設計の中の人たちも「自分が住みたいです!」という人が続出している提案型建売住宅の「横尾の家」。
実は数値的にもすごい性能なのです。

HEAT20(2020年を見据えた住宅の高断熱化技術開発委員会)という断熱や遮熱性能の評価基準にG1、G2、G3の3つが設定されているのですが、この横尾の家はその基準の中の「G2」に該当します。

HEAT20について、分かりやすい図がありますのでご紹介します。

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業界的には、このHEAT20 G2クラスが建築コストと性能のバランスが一番良いとされています。
「横尾の家」は自社で外皮計算を行って、まさにその性能を狙って断熱材や窓の仕様を決めました。

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更に、その高断熱に加えて太陽光発電設備も備えていますので、冷房期と暖房期のランニングコスト(電気代)が自家発電自家消費でまかなえる仕様になっています。

しかも「長期優良住宅」「耐震等級3」「超制震工法」というフルスペックです。
家具や照明、夏と冬用のエアコン、植栽も含まれます。

このフルスペック仕様により「ゼロエネ+長期認定仕様」となり、令和4年度の地域型グリーン化事業の補助金の対象住宅になっています。
補助金額は150万円+地域材加算20万円の合計「170万円」です。

まだまだ工事は途中ですが、住宅の取得をお考えの方で、和モダン的な自然派の家がお好みだったり、夏涼しく冬は暖かいパッシブデザインの家、ランニングコストのかからない家が気になる方は七王建築設計事務所の長野までお問い合わせください。

これまでの設計と注文住宅で培った経験とこだわりを詰め込んだ、提案型建売住宅、エポックホームFLAGSHIP「横尾の家」の工事の経過についてご紹介させていただきました。

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※こちらの外観パースは概ね実際と同じですが、玄関、外壁の仕上げや窓の配置、大きさなど細かい変更があり、実際と異なる部分があります。

https://epochhome.jp/

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